Z900RSのマフラー交換で必須級!O2センサーのトルク管理にはO2センサーレンチSTRAIGHT「19-872」が最強だった
Z900RSのマフラー交換で、地味だけど絶対に外せない作業があります。それが「O2センサーの取り外しと取り付け」です。
スパナやモンキーで無理に回すと、センサーを痛めたりナメたりして、最悪の場合はセンサー交換という悲劇に…。
そこで僕が実際に使ってみて、間違いなく正解だったのが、
STRAIGHT(ストレート) O2センサーレンチ「19-872」です。
この工具は本当に使いやすく、トルク管理も安全にできる必須級の一本!
この記事では、使ってみて分かったメリットや、スパナやモンキーとの違いを紹介していきます。
初心者が不安になるO2センサーの取り外し
初めてZ900RSのマフラー交換をするのに、不安なポイントランキングTOP3に入るのがO2センサーではないでしょうか!!
- O2センサーは1万円前後なので壊したら痛い出費
- O2センサーを交換する場合、タンクを外す必要があり、初心者にはハードルが高い
- 規定トルクで締まってるか分からないと不安
僕もマフラー交換の予習段階でこんな不安がありました。
- 「O2センサー上手く外せるかな?締めれるかな?力入れすぎてナメりそう」
- 「皆、手ルクとか言う達人の感覚でやってるけど、45Nmってどのくらいの感覚なのォ!?!?」
- 「衝撃与えると壊れるとか何?素人でも行けるの?」
なんだかやっぱプロに任せたほうがいいかなぁなんて、予習段階で考えちゃったりして。
O2センサー用に、22mmのスパナを買って何度か取り付けたり外したりしてて慣れてきたとはいえ、「重要な部分が規定トルクで締まってるかわからないのが一番怖くないか…?」と。
調べてみたらスパナ型のトルクレンチは超高い!!
なので、諦めていたのですが...
ありました。最強なやつを。見つけました。それは!
カスタム初心者だからこそ使いたい。STRAIGHT「19-872」O2センサーレンチ!
まずは画像を見てもらえば大体想像つくと思うので見て頂きたい。

こんな形をした工具で、差し込み角9.5mmのトルクレンチやラチェットレンチの先に装着して使える工具です。
- Q,トルクレンチの差し込み角ってなに?(クリックで差し込み角について簡単な説明が見る)
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A.トルクレンチの差込角とは、トルクレンチの先に付けるソケットの「四角い差し込み部分のサイズ」のこと!
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- 6.35mm = 1/4インチ差込角 → 小さいボルト用
- 9.5mm = 3/8インチ差込角 → 中くらいのボルト用(今回使うのはこの規格)
- 12.7mm = 1/2インチ差込角 → 大きいボルト用
- 大体メインで使うのは9,5mm、12,7mmは、トルクレンチ自体が大きい物が多く、あれば大きいボルトやるときに力が入れやすいので重宝します!
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- Q,ちょっと待った!そもそもトルクレンチって何!?(クリックでトルクレンチについて簡単な説明が見る)
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A.トルク(力の強さ)を設定して、締めた際に設定したトルクに到達するとピタっと止まるレンチです。決まった力で締めたいときに使います。
普通のレンチだと手の感覚で締めますが、
締めすぎる → ボルトや部品を壊す
緩すぎる → 部品が外れる、故障の原因になりますので規定のトルクで締める必要があります。
トルクレンチは、設定したトルクに到達するとピタっと止まるので安全&正確です。
トルクレンチは締める専用と考えたほうが良いかも
- トルクレンチは「設定トルクで止まるように作られている」ので、逆回し(緩める)すると内部の機構が壊れることがあるようです
- 緩める力で内部のスプリングやラチェットが傷むと、次に締めたときに正しいトルクがかからなくなる可能性がある
ボルトを緩めるのにはラチェットレンチがオススメです。
- Q,ラチェットレンチもわからん!(クリックでラチェットレンチについて簡単な説明を見る)
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A,往復させるだけでナットやボルトが回せるレンチ
普通のレンチは「回して戻す」動作が必要ですが、
- ラチェットはハンドルを前後に動かすだけで、ボルトは一方向にだけ回る
- ナットやボルトを緩めるのには、こっちがオススメ!
ラチェットレンチとトルクレンチの違い
道具 何をするもの? 特徴 ラチェットレンチ ボルトを回す 往復させるだけで回る。力の強さは調整できない。ボルトを緩めるのにはこっち。 トルクレンチ ボルトを「正しい力」で締める 設定した力でピタッと止まる。締めすぎ防止。締めるのはこっち!
まず、22mでZ900RSのO2センサーにジャストフィット。しかもスリットが入ってるので配線を逃がしつつO2センサーが回せる!そして安い!!
そして、なによりトルク管理が出来る!初心者だからこそ、重要部分のトルク管理はしっかりやりたいもの。
実際に使ってみると、こんな感じです。
O2センサーに、かませてみた。

もうこの時点で、便利すぎるとわかる。。。
トルクレンチに装着して。

いざ!

これなら規定のトルクを掛けられるし安心安全!
スパナよりO2センサーレンチ(トルクレンチ)のが力が入りやすいため、O2センサーを緩めたり締めたりしやすいのもGood。
性格上、緩まないかな?締めすぎて次はずれないかな?とか、かなり気にしてしまうタイプなので、不安が残らないのはやっぱかなり良い。。。
緩めるのも締めるのもとっても楽ちんですね!Z900RSオーナーなら締める時も外す時もこれは重宝しそうです。世の中には便利な物がありますねぇ。
実際に使って感じたメリット、O2センサーレンチと、スパナやモンキーとの比較
- 重要部分のトルク管理ができて超安心
- 硬い固着でもしっかり力がかけられる
- ナメる心配がレンチよりもかなり少ない
- トルク管理が出来ないので超不安
- 力が入りにくい
- ナメる可能性が高い
値段も安いし、もうこれだけメリットあれば使わない手はないですよね。
出来れば、マフラー交換1回目から使いたかった!!!
今回使用した工具
| O2センサーレンチ | (STRAIGHT/ストレート) 3/8″(9.5mm) O2センサーレンチ 22mm 19-872 |
| トルクレンチ | イーバリュー(E-Value) プレセット型トルクレンチ 差込角 9.5mm 20-110N・m ETR3-110 |
まとめ
Z900RSのマフラー交換はそれほど難しくない作業ですが、O2センサーだけは絶対に丁寧に扱いたい部分です。
その点、STRAIGHT「19-872」を持っておけば…
- 配線を避けて回せる
- トルクレンチと組み合わせてトルク管理ができる
- 固着していても外しやすい
- 価格以上の安心感でコスパ抜群
- 次回以降のマフラー交換も楽になる
と、メリットしかありません。
マフラー交換後に不安を残したくないですよね。
STRAIGHT「19-872」は、初心者でも安心してO2センサーを扱える“必須級の一本”だと思います。
工具ひとつで作業のストレスが本当に減るので、ぜひチェックしてみてください。
それではまた!

