ガレージ

実際にバイク用にイナバガレージを建ててみてレビュー!費用、工期、そして後悔しない為の必須オプションを紹介!

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バイク乗りにとって、愛車を大切に保管するガレージはまさに夢。

イナバ物置(イナバガレージ)を建ててみて1年たったので、実際どうだったか。
計画段階の費用概算から、設置後のリアルな使い勝手「ここを工夫すれば良かった」という正直な後悔ポイントまで全てお話します。

計画編:イナバガレージ設置までの全費用とサイズ選び

ガレージ設置で最も気になるのがコストです。本体価格だけでなく、付帯工事費も含めた全容を公開します。

費用内訳の概算公開

費用項目概算金額(例:○○万円)備考
本体価格 (GRN-3142H型)429100円(定価613000から3割引)ハイルーフ
基礎工事費 (土間コンクリート)208320円プロに依頼
設置工事費110000円プロに依頼・ガレージ組み立て費用
設置所・整地45000円ガレージを建てる場所の整地
オプション費用 (天井の結露軽減材)30240円(定価43200から3割引)追加したオプションを具体的に記載。
商品運搬費25000円
やり方12000円
発生材処理50000円端材・砂利等の処理
諸経費45000円
【総額】合計 1050126(税込み)

がついてる物は、業者さんだとカタログの表示価格から3割引で購入出来るみたいです。
ガレージ本体と同時注文じゃないとオプションは3割引にならないです。

失敗しないサイズ・モデルの選び方

バイクを何台置きたいのか?整備はするのか?などで選ぶサイズも変わってきます。
僕は、バイクは一台で整備はしたいと思って居たので、幅3.1m奥行き4.2mのガレージなら十分だろうと考え、GRN3142Hにしました。

天井の高さは正義だよ!ハイルーフかジャンボがおすすめ!

GRN3142HHとはハイルーフを表すもので、天井の高さが通常より高くなっています。

最初、ハイルーフではなく通常タイプにしようと思っていたのですが、親方が「高さは正義!天井部に収納作れるし、バイク吊ったり出来る。俺の家はジャンボサイズ(ハイルーフの上)で建てたよ!」
と聞いてハイルーフにしました。ジャンボは高かったので(涙)

今思ってもやっぱり天井の高さは必要ですね。低いと圧迫感が出てしまうし、収納を作るにしても高いに越したことはないです。

次の文章でも出てきますが、今回立ち上がり基礎をやらずに建ててしまったので通常のハイルーフよりは天井が低くなってしまいました。(かなりの後悔ポイント)

設置工事編:見積もりから完成までの流れ

会社のガレージを建てて頂いたコンクリート屋さん(親方)に、まず相談した所、イナバのカタログを頂き、購入したいガレージが決まったので見積もりを貰った所、見積もりで120万円くらいでした。

予算は100万だったので、親方に相談した所、立ち上がり基礎のブロックを無くせば20万くらい安く出来るけど…との事。

色々親方から話を聞いて、立ち上がり基礎なし予算100万円の範囲内でガレージを建ててもらうことにしました。

立ち上がり基礎について、もう少し知りたい人はこっち!

立ち上がり基礎について、立ち上がり基礎ある、なしでどう変わる?については↓の記事で詳しく解説しています。

画像クリックで記事に飛びます。

ガレージ注文~完成まで

ガレージを注文してから3週間~4週間くらいかかるとの事で、親方の所にガレージが届くまで進展はありませんでしたが、届いてからは、とても早かったです。

LINEでのやりとりを見たらこんな感じのタイムライン。日付をクリックすると見出しに飛びます。

2024/6/14ガレージ注文
2024/7/19ガレージ納品
2024/7/27ガレージ建築位置決め
2024/7/29作業開始下準備
2024/7/30作業2日目ワイヤーメッシュ 防湿シート
2024/7/31作業3日目コンクリート流し
2024/8/2作業4日目ガレージ組み立て
2024/8/9作業5日目入口部コンクリ成形

7/19 ガレージ納品

LINEにて前日に、ガレージが届いたので19日に納品しにいきます。とメッセージが入っており、会社から帰ると納品されていました。

カタログを渡してもらうついでに軽く見に来ていただいたので、ここらへんに建てたいと伝えていた場所付近を、ついでにサービスで草刈りもしておきましたとの事。
猛暑すぎて庭の手入れが全然出来なかったのでありがてぇありがてぇ…

7/27 ガレージ建築位置決め

親方に家まで見学に来てもらい、詳細を話し合って決めます。

  • ガレージの建てる位置
  • ガレージ入口の向き
  • ガレージ入口の傾斜
  • 雨の通り道

等を話して位置を決めました。

ほぼ親方のアドバイスに従いつつ言う通りにしていた感じですが笑

7/29 作業開始 整地

当日13時ぐらいに、本日早めに作業に入りますとの事で連絡がありました。
仕事から帰って来ると、もう工事は終わっていました。

初日は基礎を作る準備で終わりのようでした。

7/30 作業2日目 生コン下準備

この日は作業しますと連絡が入って来ませんでしたが、帰宅すると進んでいました。
生コンを流すための下準備、防湿シートとワイヤーメッシュを張ってこの日の作業は終わりみたいです。
家に居た子どもたち曰く、おじちゃんたち朝から来てやってたよーとの事!
暑い中感謝しかない…子どもたちにスポーツドリンクを渡してもらいました。ありがとうありがとう。

7/31 作業3日目 土間コンクリート完成!

この日も連絡はありませんでしたが、帰宅すると進んでいました。
土間コンが出来上がって居ました!乾燥させるのに何日か置くのかな?と思ったけど8月2日にガレージ組み立てに行きますと連絡が入っておりました。

8/2 作業4日目 ガレージ組み立て

この日は朝から組み立てていたみたいで、仕事から帰宅すると親方が居ました。
中を見せてくれたりして少し雑談して解散しました。

ガレージ入口の傾斜部のコンクリート…忘れてないか…?と思ったけどまさかまさか。
後日やりにくるよーとの事でした。赤丸の所、実はまだこの時点では何も手つかずなんです。

8/9 作業5日目 入口部コンクリ成形 ~ガレージ完成!~

この日は前日にLINEで明日行きますと連絡がありました。
帰宅して帰ると、親方が待って居てくれて鍵を渡してもらいました。

しかし、入口の傾斜部分のコンクリート形成は一日で終わっちゃうんだなぁ…すごいなプロは…!

これでガレージ完成です!
始まってしまえば本当早いなぁ。こんなに早く建物って建ってしまうのね。

イナバガレージを建ててみて、本音レビュー!

2025/11/23にこの記事を書いています。ガレージを建ててから1年と数カ月たちました。

イナバガレージを建てて使ってみてわかる、リアルな感想を正直に伝えます。

良かった点
  • 超絶対的な安心感
    やはり家の敷地内の建物の中にバイクがあるという安心感。
    前は離れた場所にあるレンタル倉庫を借りていたので、これはかなり大きい。
  • 雨風を凌げる
    雨、風から凌げてバイクを綺麗に保てる。
  • 整備性が最高!
    夜暗くなっても、いつでもガレージ内で整備が出来る、または途中で手を止めて後日続きから出来る。こんな最高な事ある?
  • 収納性
    広さにもよりますが、バイク用品が置ける、物置としても使える。
    幅を取るマフラーも吊るしておけたり、大きい物も置いておける。
  • バイクが映える
    バイクを駐車してるだけで自分だけのカッコいい秘密基地感!
    寒い冬にストーブをつけコーヒーを飲みながらバイクを鑑賞できる。
    乗ってる時間より、この時間のが多い自分が居ます!!
対策が必要なポイント
  • 電気の設置
    電気が無いとガレージ内で整備が出来ない!
    マジで何も出来ないので電気工事が必要。お金かけずにやる場合は、自分で母屋からコンセントを引っ張るなど何かしら工夫が必要。
  • 暑さ寒さ対策
    夏はサウナ、冬は冷凍庫。
    結露軽減材をオプションでつけていても暑いし寒い!
    現在はスタイロフォームを壁と天井に張って断熱対策をしても、暑いし寒いよ!素直に電気工事してエアコン入れるのがマジで良い…
  • 意外に入ってくる砂埃
    実は、結露した水を逃がしたり風通しのためにあちらこちらにガレージには隙間がある。
    風の強い日はガレージの隙間から砂埃など入って来るので内装を作った方が防げる。隙間全部をシーリングで最初埋めようと思ったけど↑に書いてある理由で親方に止められた!

イナバガレージにこれだけはつけておけ!ほぼ必須オプション!

ガレージ本体と一緒にオプションも注文すれば3割引で買えるし、ガレージ組み立てと同時に設置もやってもらえるので、ガレージ本体を注文するタイミングでオプションも一緒に購入する事をおすすめします。

ガレージ購入時には結露軽減材のみオプションでつけましたが、その年の冬にはもう欲しくなって後で注文したオプションはコレ…

第一位 壁面扉

これはもう圧倒的1位。
初めはシャッターで出入りすればいいじゃーんって思っていましたが、、、とんでもない!
ガレージを建ててしまうとね、用もないのに夜中にバイクに会いたくなったりするんですよ。
我慢出来なくてね、深夜にガラガラガラガラ!!!って何度もやってしまいましたが…(ご近所様申し訳有りませんでした。。。)しかも結構重いし、天気の悪い日もあるし。

この扉さえあれば…!!

まるで忍者のように音をたてずに行き来自由ですよ。

今ではこの扉なしでは考えられないほど重宝して、絶対に最初につけておくべきオプションだと断言出来ます。後付けも自分でやらないといけないので結構面倒臭かったなぁ。

第二位 結露軽減材

イナバガレージを購入する前に、結露の話をよく目にしていた&会社のガレージも冬は結露して水滴が落ちてきていたので、結露軽減材だけは入れておこうと思いガレージと一緒に購入しました。

水滴が降ってきてバイクを濡らしたらガレージに保管してる意味がないですからね。

雪が多い地域ではないのが大きいのかもしれませんが、1年通して結露はまだしたことがないです。ストーブをつけたら流石に結露するかな?とも思ったのですが、問題なかったです。

今は純正オプションの結露軽減材に加えてスタイロフォームも天井に入れて2重のバリアとして使用しています。

第三位 シャッターケース

親方に相談したら、雨の日にシャッター開ける事あるの?って言われて、ねぇな!と思ったのですが、意外にあるんですよ。とくにガレージに色んな物を置いておくと、ちょっと物を取りに行くとかでね!これは第一位で紹介した壁面扉つければ解決するのですが…

例えば、天気が良くてバイク乗るか~と思っても前日雨降ってたりするとシャッターに雨がついてたりしますよね。

で、シャッターをあけると、床と室内に結構雨が飛び散ります。。。

なのでシャッターケースはあったほうがいい!見栄え的にも。
僕はオプションの物は買ってませんが、自作して後付しました。

まとめ:実際イナバガレージを建てて使ってみての感想!

結論から言うと、当時の考えである、バイク1台、整備をするだけなら余裕を持ってクリア出来ています!
ただ、現状は何故かバイクは二台になり、内装を作り物を置いたりしていくうちに、もっと広ければ~と思う事が多くなってきました。

将来ガレージの内装を凝りたい。車庫としてだけではなく、おしゃれ空間にしたい!などあるならば広ければ広いほうが絶対に良いです。

自分の家の土地の広さとも相談ですが、大きく建てられるのであれば大きいに越したことはないですね。

予想以上にガレージいじりやDIYが楽しすぎて広めにすればよかった~!と後悔はしてるものの、予算内だとこの広さが限界かなーと。後悔はあるけど、不満は無いですしね!
今になって思えば、あまりに広くても内装を仕上げるのにかなりコストがかかってしまうので、ちょうど良かったのかもしれません。

大金持ちになったらまた拡張なども考えようかなと思っていますが、ガレージを建ててみてどうだったかと言えば、最高のバイクライフを送れています!3倍は楽しくなりましたね。

イナバガレージを建ててみようか悩んでる方のお役に立てれば嬉しいです!ではまた。

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なんでも挑戦します!
Z900RSが相棒のバイク初心者ライダー。 自宅ガレージでできる整備・カスタム・ガレージDIYを中心に発信しています。   Z900RS(23)とボンネビルT214に乗っています。
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