クラッチレバーを分解した時は洗浄とグリスアップをしましょう。
クラッチレバーは適切にグリスアップすることで操作が軽くなり、摩耗防止にもつながります。
クラッチレバー交換や、ワイヤーにオイル注入するタイミングなどで、
ここをメンテナンスしておくと良いです。
この記事でわかる事👇️
- クラッチレバーの洗浄箇所
- クラッチレバーのグリスアップする箇所
- グリスアップするときの量や注意点
- グリスアップする箇所毎のおすすめのグリス
クラッチレバー分解後の洗浄箇所一覧
レバーを外した後は、パーツクリーナーで洗浄します。
写真と合わせて注意点を書きました。
パーツクリーナーで洗浄する箇所はここ👇️
- クラッチレバーホルダー
- レバー(ピボットボルト穴)
- レバー(タイコポケット)
- ピボットボルト
- ピポットカラー
- クラッチワイヤーのタイコ
クラッチレバーホルダー
- クラッチワイヤーの通り道
- ピボットボルト穴
- レバーとの接地面上下
- クラッチスイッチ
クラッチレバーホルダーは
直接パーツクリーナーを噴きかけると周りに飛び散るので、
少量ずつ噴いたり、パーツクリーナーをかけたウエスで拭き取りしてます。
クラッチスイッチ(画像右下の白い棒)は樹脂のため、あまりパーツクリーナーはよろしくありません。
樹脂・ゴムOKのパーツクリーナーを使用する場合でも、
スイッチは樹脂なので、がっつり噴射せずに念の為ウエスにパーツクリーナーを軽く染み込ませるようにサッと拭くようにします。
レバー(ピボットボルト穴・タイコポケット)
パーツクリーナーでしっかり洗浄します。
綿棒などで奥までしっかり掃除します。
(黒くて見づらかったため、純正レバーの写真も乗せました)
ピボットカラー ピボットボルト
こちらも同じくパーツクリーナーでしっかり洗浄します
タイコ
タイコ部分はしっかり洗浄しますが、
ワイヤー内部にパーツクリーナーが入らないよう注意します。
ワイヤー内部の潤滑が落ちてしまうと、動きが悪くなったりサビの原因になるためです。
ウエスなどでタイコを包んでからパーツクリーナーを吹き付けると、
タイコ部分だけをピンポイントで洗浄しやすくなります。
タイコを外している=クラッチワイヤーの注油タイミング
でもあると思うので、結局パーツクリーナーがワイヤー内部に入っても、
組む前にワイヤーも注油すると思えば気にしなくても良いです。
グリスアップ箇所一覧
クラッチレバーは可動部ごとに適したグリスや塗り方があります。
ここでは各箇所のグリスの種類と塗り方を解説します。
この見出しのPOINT
- 箇所毎のグリスの量と塗り方
- グリスを塗る時の注意点
- 箇所毎の適正グリス
グリスアップする箇所はこちら
- ピボットボルト
- ピポットカラー
- クラッチワイヤーのタイコ
- タイコポケット(レバー)
- レバーとホルダーの接触面
ピポットボルト
- 使用グリス
- グリスの量・塗り方
- シャフト部全体に薄くテカる程度
塗りすぎるとグリスが押し出されて外に溢れ、ゴミを拾いやすくなります。
- ネジ部はグリス塗らない
ピポットカラー
- 使用グリス
- グリスの量・塗り方
- 内側全体に薄くテカる程度
- 外側全体に薄くしっかり塗ります。
- 塗りすぎるとグリスが押し出されて外に溢れ、ゴミを拾いやすくなります。
- ちなみに溝が掘ってある方が下側です。
クラッチワイヤータイコ
- 使用グリス
- グリスの量・塗り方
- タイコにややしっかり塗ります。
- グリスを塗った後にタイコが指で軽く回るか確認します。
- グリスを入れすぎると、グリスの抵抗でタイコが回りにくくなることがあるので注意しましょう。
タイコポケット(レバー)
- 使用グリス
- グリスの量・塗り方
- タイコポケットにややしっかり塗ります。(画像右下参考:米2粒ほど)
- ポケットに満遍なく塗り、テカる程度
- グリスを入れすぎると、グリスの抵抗でタイコが回りにくくなることがあるので注意しましょう。
- また、ゴミを呼び込みやすいため詰め込まないようにします。
レバーとホルダーの接触面
- 使用グリス
- グリスの量・塗り方
- メインの回転部ではなく補助的な接触面なので塗るならうっすらテカるレベルで極薄く。
- ここはメインの可動部ではないため、塗る人も塗らない人も居ます。
- ここはゴミを拾いやすいため、グリス塗りすぎによるゴミを呼ぶデメリットが大きいです。自分は本当に極薄く塗る派です。
今回使用したグリス
今回のクラッチレバー整備では、以下のグリスを使用しました。
- シリコングリス(ピボット周り)
- リチウムグリス(タイコ部分)
クラッチレバーは箇所ごとに適したグリスが異なるため、用途に合わせて使い分けています。
僕が今回使ったのはこちら👇️
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まとめ
レバー交換時くらいしか、なかなか触れる機会もないですが、
定期的な洗浄とグリスアップをすることで、操作性の維持や摩耗防止に繋がります。
今回のポイントをまとめると
- レバーを分解したら各部の汚れや古いグリスをしっかり洗浄する
- ピボットボルトやカラーは薄くテカる程度にグリスを塗る
- タイコとタイコポケットはややしっかりめにグリスを塗る
- ネジ部にはグリスを塗らない
- グリスを塗りすぎると抵抗になり動きが悪くなることがある
- 組み付け前にタイコが指で軽く回るか確認する
特にタイコ周りはグリスを詰め込みすぎると抵抗になり、かえってスムーズに動かなくなることがあります。
グリスは「しっかり塗る」よりも適量を薄く行き渡らせることが大切です。
定期的に洗浄とグリスアップを行い、気持ちよく操作できる状態を保ちましょう。
この記事がクラッチレバーのグリスアップの参考になってくれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではまた。
ABOUT ME

Z900RSが相棒のKKです。自宅ガレージでできる整備・カスタム・ガレージDIYを中心に、Z900RSをもっと楽しむための情報を発信しています。実際に自分で作業した内容や使用したパーツのレビューを、写真付きでまとめています。愛車はZ900RS(2022年式)