【Z900RS】オイル量と確認方法|オイル交換手順も解説
Z900RSのエンジンオイル量は、サービスマニュアルでは次のように規定されています。
| オイル交換のみ | オイルフィルター込みオイル交換 |
|---|---|
| 3.3L | 3.8L |

ただし実際にオイル交換をしてみると、オイルが完全に抜けきらない事があるため、規定量をそのまま入れると入れすぎになる場合があります。
僕も以前は毎回測って入れていましたが、カワサキプラザの点検で「入れすぎかもしれない」とアドバイスを貰った事があります。
そのためこの記事では、実際にオイル交換して分かったポイントや注意点もあわせて解説します。
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Z900RSのエンジンオイル量は?|点検窓で確認するのが確実

| オイル交換のみ | オイルフィルター込みオイル交換 |
|---|---|
| 3.3L | 3.8L |
僕は毎回フィルターも交換するので、オイル交換時は規定量の3.8L入れてました。
カワサキプラザのメカニックさんに点検の時に見てもらってアドバイスを貰いました。

エンジンオイル入れすぎかもしれないです・・・

毎回きっちり3.8L測ってるんだけどなぁ…

オイルは完全には抜けきらないので、規定量入れると入れすぎになる可能性があります。
アッパーとロウの真ん中くらいがベストなので、点検窓を見ながらオイルを入れるのが一番良いです。
毎回規定量を測ってオイルを注油していましたが、実際は規定量を超えて多く入っていました。
カワサキプラザのメカニックさんからアドバイスを貰ってからは、

絶対に規定量の3.8L入れる!!
というのをやめて、3L以降(4缶目)は、点検窓を見ながら少量づつオイルを注油しています。
オイル量を確認する正しいタイミング
新しく入れたオイルをエンジン内部に循環させます。
エンジン停止直後はオイルがエンジン内部に残っているため、すぐに点検窓を確認するとオイル量が少なく見えます。
5分~10分ほど待ってオイルがオイルパンに落ちてから点検窓でオイル量を確認します。
オイル量は、必ず車体を垂直に立てた状態で確認します。
メンテナンススタンドやフロントホイールクランプがあると便利ですが、ない場合はこちらの方法がおすすめです。
点検窓を見ながら、オイルを追加します。
5分~10分と幅がある理由は、オイル粘度やエンジン温度によってオイルが落ちる時間に差があるためです。

僕は出来るだけ正確に測りたいため、エンジンを止めてから10分は放置しています。
1人で安定して車体を立てたい場合は、メンテナンススタンドがあるとかなり作業しやすくなります。僕が使ってるメンテナンススタンドはこちら👇️
エンジンオイルを入れすぎるとどうなる?

エンジンオイルは少なすぎても問題ですが、入れすぎても良くありません。
オイル量が多すぎると、クランクシャフトがオイルをかき回してしまい抵抗が増えたり、オイルが泡立って潤滑性能が低下することがあります。
また余分なオイルが燃焼室側に回ると、マフラーから白煙が出る原因になることもあります。

オイル量が多いまま乗っていた時期に、夏なのに白煙が出たことがありました。
点検窓を見ながらオイル量を調整するようにしてからは、その症状は出なくなりました。
Z900RSのオイル交換の頻度は?3000~5000kmが目安

Z900RSのエンジンオイル交換頻度は、一般的には3000〜5000kmごとが目安と言われています。
サービスマニュアルでは約6000kmごととされていますが、短距離走行や街乗りが多い場合はオイルの劣化が早くなるため、もう少し早めの交換がおすすめです。
僕の場合は次のサイクルで交換しています。
走行環境や乗り方によってオイルの劣化スピードは変わるため、距離だけでなく期間も目安に交換するのがおすすめです。
オイル交換に必要な物・工具
オイル交換を始める前に、必要な物を紹介します。
必要ではないけどオイル交換にあったら便利な物も紹介しています。
自分の環境に合わせて参考にしてみて下さい。
オイル交換に必要な物
| 必要な物 | おすすめ商品 |
|---|---|
| エンジンオイル | ・冴速10W-40W ・ワコーズ PRO-S40 10W-40W |
| オイルフィルター | ・純正オイルフィルタ-品番16097-0008 ・DAYTONAオイルフィルター67927 |
| ドレンワッシャー | ・純正アルミワッシャー品番92065-097 ・アルミ ドレンパッキン 10個入 オイル交換用(純正同サイズ) |
| 廃油処理箱 | ・ポイパック4.5L |
初めてならセット購入も便利です
僕も不慣れな頃は、1つづつ揃えて間違ったりするのも嫌だったので、楽天で売ってるZ900RSオイル交換セットを購入していました。
同梱されてるものは↓
と、オイル交換に必要なアイテムは全て揃っているのでとても安心です。
Amazonで購入出来ない点だけネックですが、バラバラで購入する必要がないため、買い忘れや複数店舗での購入の手間がないので重宝していました。
オイル交換が初めての方や不慣れな方で、必要なものをまとめて揃えたい場合は、このセットがおすすめです。
少しでも安く済ませたいなら単品購入もあり
オイル交換に慣れてきたら、必要なものを単品で揃える方法もあります。
セット品より多少手間はかかりますが、組み合わせによってはもう少し安く済ませやすいです。
2026/4/11時点では、はとやさんのオイルまとめ売りが比較的安かったので、今回はそちらを選びました。
単品購入時の合計金額は10,491円でした。
買い忘れや適合確認が不安な方はセット、内容がわかっている方は単品購入がおすすめです。


オイル選びのお供にオイルの粘度の違いについて、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にどうぞ。

必要な工具類・その他
| 必要な工具 | 商品名 | 用途 |
|---|---|---|
| トルクレンチ | ・TORUK トルクレンチ プレセット型 差込角 9.5mm (3/8インチ) 5-60N·m | ・ドレンボルト=29Nm ・オイルフィルター=17Nm |
| ラチェットハンドル | ・SK11(エスケー11) ラチェットハンドル SRH3CH 差込角:9.5mm | ・ドレンボルト・オイルフィルターを緩める用 |
| 17mmのソケット | ・トネ(TONE) ソケット(6角) HP3S-17 差込角9.5mm(3/8″) 二面幅17mm | ・ドレンボルトの脱着 |
| 64mm14面のフィルターレンチ | ・デイトナ オイルフィルターレンチ 14面 64mm アルミ製 脱着・取り付け両対応 61400 | ・オイルフィルターの着脱 |
| その他必要な物 | 商品名 | 用途 |
|---|---|---|
| パーツクリーナー | ・KURE(呉工業) パーツクリーナー プラスチックセーフ 420ml パーツクリーナー 3021 | ・ドレンボルトの洗浄 ・オイル汚れやこぼれた時用の洗浄剤 |
| マイクロファイバークロス | ・Amazonベーシック クリーニングクロス マイクロファイバー 多目的 掃除 洗車 ふきん 雑巾 48枚入 (40×30 cm) マルチカラー | ・拭き取りなど ・傷つけたくない所に被せておいたりも |
| シリコン漏斗(必要ではないがあると便利) | ・デイトナ(Daytona) バイク 漏斗 エンジンオイル交換 折り畳み式 コンパクトシリコンジョウゴ 79018 | ・オイル注入時のオイル溢れを防ぐ ・間口が広がるためオイルを注入しやすくなる |
Z900RSのオイル交換手順
初心者の頃は、動画やサイトを見ながらオイル交換をしていました。
手を止めずに作業出来るように、Z900RSのオイル排出から注油までをタイムライン形式で写真と解説を入れました。
是非ご活用ください。
オイル交換の下準備をしよう!暖気~オイル排出

5分ほど暖気して、オイルを温めて抜きやすくします。
ポイパックの壁際に当たると跳ねるので、ポイパック中央にオイルが来るように調整します。


ドレンボルトを外します。
ポイパックに落とさないようにボルトを抜けるのがベスト。

ドレンボルトはポイパックの中に埋もれると探すのが結構大変なので、落ちた場合は早めに救出したほうが良いです。
オイルは熱いので火傷には注意してください。
オイルフィルターの交換をしない方は15分ほどオイルが抜けるのを待って、こちらの工程へ→ドレンボルトを締める まで飛びます

オイルフィルターを取り外すと真下にオイルが垂れるので、ポイパックの位置を調整しなおします。
64mm(14面)のフィルターレンチを使って、オイルフィルターを外します。

外すと残りのオイルが排出されるので15分ほど放置します。

その間にドレンボルトをパーツクリーナーで綺麗にしておきます。
オイルの排出が終わったら、作業した周辺のパーツを洗浄します。

ドレンボルトはパーツクリーナーで洗浄し、ドレンボルト取り付け部・オイルフィルター取り付け部はウエスで軽く拭きます。
※余談ですが、フィルターレンチからフィルターが外れなくなる事が結構ありますが、ラチェットの回転を今までと逆方向に軽く回すと簡単に外れます。
組み立て編 オイルフィルター取り付け~ドレンボルト取り付け

新しいオイルフィルターのゴムパッキンに、排出したオイルを薄く塗ります。
オイルを塗る理由は「密閉性を上げるため」です。
指で撫でる程度に薄く塗れば大丈夫です。ベタベタ塗る必要なし。グリスはダメです。抜いたオイルでOK

オイルフィルターを手で締めれる所まで締めてから、トルクレンチで規定トルクの17Nmで締めます。

これでオイルフィルターの交換は完了です。
※オイルフィルターの交換は2回に1度交換を推奨されていますが、そんなに高いものではないため、僕は毎回交換しています。

新しいドレンワッシャーをドレンボルトに通して、トルクレンチで規定トルクの29Nmで締めます。
※ワッシャーは使い捨てなので、必ず新品を用意します。

よく見ると、ワッシャーには表と裏があります。
角が立ってる方がオイルパン側、角が丸い方がボルト頭側に来るように取り付けます。
オイル注油編 新しいオイルの注油~オイル量確認で終了!

硬い場合はラジオペンチで、傷がつかないようにウエスを挟んでキャップを回します。
オイルフィラーキャップも軽くウエスで拭いておきましょう。

サービスマニュアルに記載されてる量はこちら👇️
| オイル交換のみ | フィルター込み |
|---|---|
| 3.3L | 3.8L |
入れすぎ防止&後で点検窓を確認しながら注油するため、この段階では規定量入れずに3Lのみ注油します。

3L以上入れても問題ありませんが、3L以降は測らないと入れすぎてしまう可能性があります。
僕は測るのが面倒なので測らなくて良い3Lで止めています。
入れ終わったら、オイルフィラーキャップを締めます。
1分ほど暖気して、新しいオイルを循環させます。
エンジンを止めて5分~10分ほど時間をおいて、循環させたオイルがオイルパンに落ちるのを待ちます。
車体を垂直にした状態で窓からオイル量がアッパーとロウの真ん中から少し上位にあるか確認します。
ここから点検窓を見ながらオイルを足していきます。

足りなかったら点検窓を見ながら少しづつ足します。
※点検窓でオイルが2/5くらいになってきたら慎重に少量づつ追加します。
少量の追加でも点検窓から見えるオイル量がググっと増えるため、少量づつ見ながら追加してください。
大体半分~少し上くらいの量になったら、オイルフィラーキャップを手締めしてオイル交換は完了です!
※点検窓を見る時は必ず車体を垂直にして確認してください。
バイクを垂直に立てて点検窓を確認する方法
メンテナンススタンドを持っていれば点検窓を確認するのは簡単です。
ですが、持っていなくてもスマホで動画を撮って確認する方法があります。
点検窓あたりが映るようにスマホをセットして、後は跨がってバイクを起こすだけで簡単に確認が出来ます。
このように確認する事が可能です。
ですが、
確認→オイル継ぎ足し→確認→オイル継ぎ足し
だと、ちょっと大変ですよね。
リアスタンドやフロントホイールクランプを使うと、オイル量の確認や微調整がかなり楽になります。
バイクスタンドの選び方はこちらの記事で詳しく解説しています。👇️

まとめ
今回は、Z900RSのオイル交換手順や注意点、オイル量について解説しました。
オイル交換自体はそこまで難しい作業ではありませんが、初めてだと作業手順やオイル量の合わせ方など、迷いやすいポイントもあります。
僕も実際に作業してみて感じましたが、オイル量は最初から規定量を一気に入れるより、まず3L入れてから点検窓を確認し、少しずつ調整していくほうが失敗しにくいです。
これからZ900RSのオイル交換に挑戦する方は、規定量を目安にしつつ、最後は点検窓を見ながら落ち着いて調整してみてください。
この記事が少しでも参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
エンジンオイルを選ぶ時のオイル粘度についてはこちらの記事にて詳しく解説しています。













