【Z900RS】ヨシムラヒートブラックでストレートサイクロンを再塗装|1年後レビューと塗装手順
車検のタイミングで、
Z900RSのヨシムラのショート管(正式名称はストレートサイクロン)を
ヨシムラ再塗装サービスに出そうと思っていました。
問い合わせて見積もりを貰いましたが
28600円と2ヶ月ほどの納期との事(ノД`)
新品マフラーも2年使えば飛び石による剥げや熱による塗装剥がれがありました。
再塗装サービスに出しても、また2年後には再塗装が必要か・・・
と考えると
自分で出来るようになった方が良さそうと判断し、
ヨシムラから出てる塗料「HEAT BLACK(黒耐熱塗料スプレー缶」を使用して
自分で再塗装する事にしました。
自分で塗装する時に気になったのが、
- 👉️ヨシムラヒートブラックで素人でも綺麗に仕上がる?
- 👉️素人塗装でも耐久性や剥がれは大丈夫?
- 👉️焼入れ作業難しそう
結論から言うと、
施工は素人の僕でも液垂れやムラにならずに出来ました!
自家塗装して1年経ちましたが、一部分だけ剥げてしまったのを除けば
とても綺麗な状態を保っています。
この記事では、
- ヒートブラックで自家塗装して1年後の状態(耐久性や剥がれ)
- ヒートブラックの施工のしやすさや焼き入れについて
- ヒートブラックを使って自家塗装する手順や注意点
を写真つきでまとめています。
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自家塗装した結論|1年後の状態を本音レビュー
ヨシムラのショート管を自家塗装して1年になります。
結論から言うと、塗装後1ヶ月ほどで一箇所だけ剥がれました。
ただし、それ以外は1年経った今でも綺麗な状態を保っています。
ボロボロ剥がれたり汚くなるようなら、
素直にヨシムラ再塗装サービスを利用しようと思っていたのですが、
2年毎に自分で塗ったほうが良くね?ってくらい維持できています。
塗装して1年後のショート管の状態

剥がれたのは集合部の一箇所だけです。(黒いシミに見える所)
おそらくこの部分は他よりもやや厚塗りしてしまった記憶があります。
熱が集中する箇所でもあるため、塗膜が厚かったことで密着が弱くなった可能性が高いです。
逆に言えば、薄く丁寧に塗った部分は1年経っても問題ありません。
耐熱ワックスでコーティングしてる最中にパリパリっと剥がれてしまいました。
剥がれが広がってる様子は無く、剥がれた部分も黒地なので見た目的には助かりました(;´Д`)
そこの部分以外は、
1年経っても剥がれやムラなど無く、とても綺麗な状態を保っています。
自家塗装して1年後の写真を色んな角度からどうぞ👇️








フランジ周辺だけ写真がないですが、ここも問題なく綺麗です。
とくに剥がれなどもありません。
「綺麗」を保つ秘訣
どうでしょうか?1年たっても塗装したてのような綺麗さを維持しています。
とはいえヒートブラックの性能や塗装の仕方だけではありません。
綺麗を保つためには、日々のメンテナンスが重要です。
走行後の汚れはすぐに落としてコーティングする。
新品で買ったばかりの時からの習慣ですが、これに尽きます。
(※走行後すぐはNGですヨ。エンジンやマフラーが完全に冷めてからです)
すぐに汚れるのがマフラー。
雨天で走ってる訳でも、濡れた道路を走ってる訳でもないのに
いつの間にか、泥はねや汚れを受けている僕のマフラー。(なぜ?)
汚れを放置すると固着してしまい、洗浄しても取り除きづらくなります。
そして汚れが焼き付くとシミや塗装劣化、最悪剥がれの原因になることも。
そのため僕は、走行後に
- ゼロフィニッシュで軽く洗浄
- YAMAHA耐熱ワックスでコーティング
この2工程を習慣にしています。
ヨシムラ「ヒートブラック」を選んだ理由と焼き入れについて

ヨシムラのヒートブラックを選んだ理由は大きく2つあります。
- ヨシムラのストレートサイクロンと同じ色味・質感を出せる
- 焼入れ作業のハードルが低そうだった
HEATBLACKはヨシムラ公式がストレートサイクロンのリペア塗料として推奨している塗料です。
やはり同メーカーの安心感があります。
何より焼入れについて、注意書きに書かれておらず
簡単に出来そう!と感じると同時に、
「すぐに剥がれてしまうんじゃ?」
とも思いましたが、
SNSで調べるとヨシムラヒートブラック塗装で長持ちしてる口コミをいくつか見かけたので
信じて購入してみました。
他の市販の耐熱黒塗料は
塗装後は自然乾燥後に焼入れが必要と記載されている場合が多いです。
↓はKUREの耐熱ペイントコート(つや消し黒)の裏面

KUREの耐熱ペイントコート(つや消し黒)も持っていますが、
「常温で1時間以上乾燥させてから、塗布対象物の熱を利用して硬化させてください。(目安:200℃x1時間)」
と指示があります。
またネットで調べると、
エンジンかけるだけや走行しただけでは完全に硬化しない場合がある
というレビューがチラホラ。
ヒートガンやオーブン、バーナーを使うなど、
とても敷居が高いイメージがありました。
ヨシムラ「ヒートブラック」は焼き入れ工程の指定がなく、施工ハードルが低そうに感じた

ヨシムラのヒートブラックには焼入れについての指示が書いていません。
流石に焼入れは必要だろうけど、
必要温度や指示が記載されてないという事は、
👉️自然に走ってるうちに簡単に硬化するレベルであろうという予測。
👉️補修用として出してる=素人でも施工が難しくないように設計されてるだろうという期待。
施工してみて&1年塗装したマフラーを使ってみて、
結果として予測も期待も当たっていました。
4月のガレージ内にて常温にて一週間ほど自然乾燥させていても、
パーツクリーナー等の溶剤をつけると驚くほど簡単に落ちます。
ですが、塗装してから何回か走行した後は、
パーツクリーナーをつけても落ちなくなっていました。
つまり、
パーツクリーナーで落ちなくなった=焼入れが完了した=焼入れは必要という事です。
僕は焼き入れ作業にバーナー等は使わず、普通の走行のみで焼き入れしました。
実際に走行を重ねることで徐々に塗膜が安定していく印象でした。
ヨシムラ「ヒートブラック」の気になった点
良い点が多いヒートブラックも、ここが逆に気になる点になりました。
👉️施工ハードルが下がり、挑戦しやすくしてくれた「焼入れについての記載が無い事」
これは良い点でもあり、施工が終わってしまったらデメリットにもなりました。
「~℃で~時間、熱を入れて硬化させてください。」と書かれても、
今何度?そうね大体ね~
くらいにしかわかりませんが、焼入れ時間は目安になります。
例えば3時間と書かれていれば、
大体3時間~4時間走行してれば焼入れが終わったかなと検討がつきます。
ですが一切記載が無いので、
・何回で硬化完了か明確じゃない
・1回の走行では安定しなかった
・そもそも焼入れは必要?
結果的には焼き入れ終わってましたが、
焼き入れ完了のタイミングが分かりづらい点は正直不安でした。
ストレートサイクロンをヨシムラヒートブラックで再塗装!|自家塗装の手順
2年使ったZ900RSのヨシムラのショート管を、
ヨシムラから出ているヒートブラックで再塗装します。
外してみないとわからなかったのですが、
塗装の膨れ、飛び石による剥げが意外にありました。
ビフォー(塗装前)↓



中間からサイレンサー部分はほぼ無傷で綺麗でした。
やはり温度が高くなるエキパイ部分は剥がれやすいですね(´Д⊂
塗装前はフランジ周辺を中心に膨れやサビが出ており、全体的に色も褪せています。
アフター(塗装直後)↓




自家塗装ってわからないくらい、ムラ無く綺麗に塗装出来てる自信があります!
あまり塗装の経験はないですが、
艶無しだからか塗料が施工しやすいタイプなのか
想像より全然簡単でした。
さて、では塗装手順の方に移りたいと思います!
マフラーを塗装するのに必要なもの

塗装に必要なものを全てまとめました。
| 商品名 | 数量 | 使用用途 |
|---|---|---|
| ヨシムラHEATBLACK | 2本 | 塗料 |
| シリコーンリムーバー | 1本 | 塗装前の脱脂用 |
| マスキングテープ | 1個 | ステッカーやO2センサー穴のマスキング |
| スコッチブライト8448p | 2袋 | 足付け用 |
| スコッチブライト7447mp | 2袋 | 錆取り用 |
サビ部分には、スコッチブライトの赤(7447)で落として、
足付け用に緑(8448)を使います。
僕は一応余分に2袋づつ買っておきましたが、1袋づつで足りました。
自分のマフラーの状態のよっては多めに持っておいたほうが無難です。
公式では、ヨシムラヒートブラックは300mlで約2㎡(1回塗り)とされていますが、
ショート管の場合は薄く重ね塗りを行うため実際はそれ以上使います。
僕の場合は合計3〜4回重ね塗りしたため、結果的に2本使い切りました。
実際に僕が使った物一覧です👇️
塗装手順
まずは塗装したくない部分のマスキングをしていきます。
僕の場合は、
・認証プレート
・O2センサー穴
・ヨシムラステッカー
にマスキングしました。
ステッカーは剥がして塗装した方が綺麗に塗れるか?と悩みましたが、
ヨシムラ純正のアルミステッカーは非売品っぽいので
剥がさず塗装することにしました。
ステッカーのマスキングだけはしっかりやっておいたほうがいいけど、
ミスってステッカーに塗料がついちゃっても大丈夫!
塗装が乾いた後に、
逆にステッカーの周りをマスキングして
綿棒にパーツクリーナーをつけて
ステッカーに塗ってしまった部分を拭けば簡単に落ちます。
塗装前の足付けはスコッチブライトを使用しました。
まず赤(#7447)で擦り、サビを落とします。
僕はこの時、水を使って研いでしまいましたが、
削れ具合がわかりにくかったり、
水分が残ると塗料の乗りが悪くなるので、
空研ぎの方が良いみたいです。

その後、緑のスコッチブライトで全体のツヤを落として足付けを行いました。
サイレンサーも見える部分だけ足付けしました。

ゴシゴシ削る必要はなく、塗料の密着が良くなるよう表面を軽く荒らす程度でOKです。
フランジも同様に足付けします。
フランジのヨシムラの文字入れを消したくない場合はマスキング推奨ですが、
気が遠くなりそうだったので消えてもいいや~で上から塗っちゃいました。
そもそもフランジは塗らなくてもいいかも。
(僕は塗っちゃったけど!)


足付け後はパーツクリーナーで研磨粉や油分をしっかり脱脂します。
溶剤はすぐ蒸発しますが、念のため完全に乾いてから塗装しました。
出来るだけ薄く、重ねて塗っていきます。
一度に厚めに塗ってしまうと塗装剥げの原因になってしまいます。
一度目は捨て吹き(かなり薄く)で本当に大丈夫です。
あわてず落ち着いて、全体に塗ったら15分ほど置いて。
また薄く全体に塗って15分置いて。
の繰り返しです。


思ったより色つかないな?と思っても、焦りは禁物!
何度も同じところに噴いてしまうと厚塗りになってしまいます。(僕が剥がれた所はそう)
僕は薄く重ね塗りを3〜4回行い、最終的にヒートブラックを2本使い切りました。

完成!!
触っても手につかないことを確認して、
最後の塗装から30分ほど置いてからマスキングテープを剥がしました。
塗装が終わったら雨風を凌げる場所で1日自然乾燥させました。
数時間置けばいいかもしれませんが念の為。




どうでしょうか?!
ムラなし垂れなしで、自家塗装にしては相当綺麗に塗れたのではないでしょうか!
結局取り付けするまで、なんやかんやあって1ヶ月ほど放置してしまいました。
まとめ|ヨシムラヒートブラックはおすすめ?施工+塗装から1年経っての結論
ヨシムラヒートブラックでショート管を自家塗装して1年使ってみましたが、
塗装の耐久性は十分だと感じています。
これは純正でもそうですが、こまめにメンテナンスをすればしっかり綺麗な状態を維持できています。
では、ヨシムラヒートブラックをおすすめできるか?の結論から言うと、
次マフラーを外す時に、また自分で塗装しようと思うくらいにはオススメです!
自家塗装に初挑戦してみて、
施工性が良く、素人が怖い垂れやムラも起きにくい塗料だなと感じました。
とくにこんな人におすすめ👇️
・ヨシムラのストレートサイクロンの色味・質感が好き
・初めて再塗装する人
・ヨシムラの再塗装サービスに任せるか自家塗装するか悩んでる人
今回使用した「ヨシムラヒートブラック」はこちらです。
それでは、ショート管の再塗装を考えている方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

