【Z900RS】ショートサイドスタンド交換手順|スイッチを外さずに交換
本記事は僕の実作業をもとにした内容ですが、作業はすべて自己責任でお願いします。
サイドスタンド周りの整備は、走行安全に関わる重要な部分です。
少しでも不安がある場合は無理をせず、バイクショップへ相談してください。
また、本来はサービスマニュアルの手順に沿って作業するのが確実です。
ただ、サイドスタンドスイッチ周辺は安全装置に関わるため、
今回は余計な分解を増やさないように、
スイッチに干渉しない範囲で作業しています。
状態によっては無理をせず作業を中止してショップに依頼してください。
僕が初めてショートサイドスタンドを交換する時に
敷居が高いなと感じたのが
サイドスタンドスイッチの存在でした。
今回スイッチを分解せずにサイドスタンドの交換をしてみました。
この記事では、Z900RSをローダウンしたあとに必要になる
「ショートサイドスタンド」の交換手順を紹介しています。
- サイドスタンドスイッチ(センサー)を外さずに作業する方法
- 注意すべき点
を、写真多めで解説していきます。
ローダウンリンクプレートの交換がまだの人はこちらの記事も合わせてお読みください。

必要な工具・道具
- メンテナンススタンド(リア)orフロントホイールクランプ
- 14mmのソケット
- 17mmのソケット
- スプリングフック(必須です。1000円以下で買えます)
- トルクレンチ(30Nmと45Nmを締めれる物)
- ラチェットレンチ(緩める用に大きいのがあれば便利です)
- グリス(この記事ではデイトナの万能グリスを使いました)
- パーツクリーナー
- 作業グローブ(グリス汚れでかなり汚れます。必須ではないけど推奨)
ショートサイドスタンドの交換手順
スイッチを外さずにショートサイドスタンドの交換手順を
作業準備段階から取り付け完了まで写真多めで解説しています。
①作業準備
この作業ではサイドスタンドを脱着するため、メンテナンススタンドが無いととても危険です。
まずリア側にメンテナンススタンドをかけます。
②スタンドについてるスプリングを外す




1️⃣スタンドを払った状態にし、スプリングの下側にスプリングフック(以下フックと呼ぶ)を引っ掛けます。
2️⃣赤矢印方向に引っ張り、スプリングと出っ張りの隙間にフックを通します。
3️⃣隙間にフックが入ったら真っ直ぐ引いてスプリングを伸ばして外します。(結構硬いので勢い余ってバネを飛ばさないように注意)
③サイドスタンドスイッチ(センサー)の受け軸を外す

本来ならここでサイドスタンドスイッチを外して作業しますが、
「センサー不良が~」とかネットや口コミで見たので、出来るだけ触りたくないのが正直な所。
「そこが面倒くさそう」で腰が重かったので外さずに作業します。

1️⃣まずスタンドを横にし、スイッチ受け軸を、突起から離すように赤矢印方向に押します。
👉️コツはスタンドは横をキープ。受け軸を押し出す感じで。
2️⃣必ず下方向にスイッチ受け軸をずらします。上にずらしてしまうと、ナットと受け軸が重なってしまい外すことが出来ません。
3️⃣これでスイッチの受け軸が外れて、ナットにアクセスする事が出来るようになりました。



④ボルト、ナット、カラーを外してサイドスタンドを外す


ここ、すごく硬いです。
実はこの作業2回目なのですが、1回目は普通サイズのラチェットで緩めようとしたら物凄く硬すぎて断念しました。
今回、大きめのラチェットレンチを買っていたので、簡単に回りました。工具ってスゴイ
サイドスタンドのボルトとナットは基本的に共回りしない構造なので、
ナット側を緩めればそのまま外すことができます。
1️⃣ナット(14mm)を外します。
2️⃣ボルト(17mm)を外します。
3️⃣カラーを抜くとサイドスタンドが外れます。


⑤部品を洗浄&グリスアップする


1️⃣取り外したカラー、ボルト、ナット、サイドスタンド脱着部はグリスで汚れているのでパーツクリーナーで洗浄します。
2️⃣洗浄したパーツをグリスアップして行きます。
グリスアップする箇所は👇️
- カラー外側(カラー内側は塗らない!)
- 新しいサイドスタンド3箇所
- サイドスタンド脱着部(ここは余分な気がしますが念の為)



記事で見やすいように、わかりやすく多めに塗っていますが、これだけ塗ると確実に走行中ゴミを拾ってしまいます。
全箇所、薄くテカる程度に塗ってあれば大丈夫です。
⑥新しいサイドスタンドを組み付ける


1️⃣ボルト(17mm)とナット(14mm)を取り付けます。
今度は逆の手順で組み付けて行きますが、ここで注意。
スイッチの受け軸を必ず下向きにしてからボルトとナットを通します。
上を向いてるとナットがハマりません。
2️⃣トルクレンチで締めます。
ボルトから45Nmで締めます。次はナット側を30Nmで締めます。
⑦スイッチ受け軸をはめる
サイドスタンドの突起を、スイッチの受け軸にはめます。
今度は逆の容量で、スイッチ受け軸を押し広げるように突起にはめて行きます。
はめる方は動画が撮れていたのでアップします。
⑧スプリングを装着する


1️⃣スプリングを装着します。
スプリングの向きに注意して、下側からかけてセットしておき、上側を引っ張ります。
👉️長い方が上側、短いほうが下側!
スタンドを横にした状態にして、上側を引っ張る方が簡単に装着出来ました。
2️⃣動作確認をします。
スタンドをしまって出して、2~3往復して問題がないか確認します。

3️⃣はみ出たグリスを拭いて終了!
綿棒ではみ出た分のグリスをオフしてここで作業は終わります!お疲れ様でした!
まとめ
Z900RSをローダウンすると、ノーマルのサイドスタンドでは車体が立ちすぎてしまい、
ショートサイドスタンドへの交換はほぼ必須だと感じました。
今回紹介した方法は、サイドスタンドスイッチ(センサー)を外さずに交換する手順になりますが、
僕はこの方法で何回か交換しています。交換後は正常に作動していて、特に不具合も出ていません。
作業工程も少なく、手順としては比較的シンプルな方法だと思います。
ただし、サービスマニュアル通りの正規手順ではありません。
作業に不安がある方や、確実性を重視する方は正規手順での作業、もしくはショップへの依頼をおすすめします。
ローダウンによる足つき改善は、安心感や運転のしやすさに直結します。
安全にバイクを楽しむためにも、早めにショートサイドスタンドへの交換を検討しておくと安心です。
️👇️次に読む(目的別)


これからサイドスタンドを変えようと思ってる方の参考になれば嬉しいです!
ではまた!

