アカシア集成材でガレージPCデスクの天板をDIY|和信の水性ニスで仕上げる
ガレージでPCを使えるようになったので、PCデスクをDIYしました。
最初はニスを塗らなくてもいいと思っていましたが、飲み物をこぼしたことがきっかけで、ニスを塗って耐久性を上げたいと思ったのが今回のDIYのきっかけです。
元々使っていないで放置されていた机を再利用し、ホームセンターでよく見るアカシア集成材を天板に、和信の水性ニスで仕上げてみました。
完成したアカシア集成材のPCデスク天板
隣にある作業机の色に合わせて、エボニー3回塗りとつや消しクリヤーを2回で施工しました。

光の加減と写真映りで結構ツヤが出てるように見えますが、肉眼だとかなりマットな質感です。
天板塗装後に物やインテリアを配置した雰囲気はこちら。


本棚や天井付近の棚はクレオパワーの木材防腐防虫剤(ライトウォルナット)で塗装していますが、とても相性が良く馴染んでいます。
ツヤ消しクリヤーを選んだ理由
僕のガレージの作業机はエボニーのツヤ有りで塗装していたので、PCデスクも同じにする予定でした。

ツヤ有りは高級感が出ますが、傷が目立ちやすくコースターを置きっぱなしにしていたら、張り付いてしまい印字が移ってしまいました。
マウスパッドを置くことを考えると、同じように張り付いてしまいそうだったので、ツヤ消しも気になり始めました。


ツヤ消しも気になっていたので、今回はこのように計画しました。
- エボニーで塗装して気に入ったら塗装終わり
- ツヤありが気に入らなかったらツヤ消しにする
ここでツヤありとなしを比較してみます。

| 比較項目 | ツヤあり | ツヤ消し |
|---|---|---|
| 見た目 | 光沢があり、色が濃く見えやすい | 落ち着いた自然な仕上がり |
| 木目 | はっきり・鮮やかに見える | 木目が柔らかく見える |
| 高級感 | 光沢感のある家具っぽい印象 | マットでモダンな印象 |
| 傷・汚れ | 光の反射で細かな傷が目立ちやすい | 細かな傷や指紋が比較的目立ちにくい |
| 手触り | ツルッとした感じ | サラッとした感じ |
今回はエボニー3回塗り(つや有り)の状態まで仕上げましたが、イメージしていた雰囲気と違ったため、最終的につや消しクリヤーで仕上げました。

ツヤ有りも悪くはなかったのですが、どうしても昔の食卓机に見えてしまい、イメージしていたPCデスクとは違いました。
つや消しにすることで、PCデスクに合う落ち着いた雰囲気になったので、個人的にはツヤ消しで大満足しています。

正直、作業机のほうもツヤ消しで塗りなおしたいですが、それはまた今度。
水性ニスを選んだ理由
まずはネットの情報を元に、簡単に比較表にしました。
| 比較項目 | 水性ニス | 油性ニス |
|---|---|---|
| におい | 少ない | 強め |
| 乾燥時間 | 比較的早い | 比較的遅い |
| 扱いやすさ | ◎ 初心者でも扱いやすい | △ やや扱いにくい |
| ハケの手入れ | 水で洗えるものが多い | うすめ液などが必要 |
| 色の変化 | 木材本来の色を残しやすい | 飴色・濃い色味になりやすい |
| 塗膜 | 製品による。ウレタン系なら十分丈夫 | 丈夫な製品が多い |
| 木目の見え方 | 比較的自然 | 濡れ色になり木目が強調されやすい |
| 室内作業 | ◎ | △ 換気が必要 |
| PCデスク天板 | ◎ 使いやすい | ○ 仕上がり重視ならあり |
水性ニスか油性ニスか悩みましたが、僕はガレージ内で天板にニス塗りをする予定でしたので、においの少なさや塗りやすさを重視して水性ニスを選びました。
また、和信の水性ニスはウレタンなので耐久性もそこそこあり、速乾(90分)、低臭と、塗装難易度も低めです。
実際に使ってみて、素人の僕がDIYでニス塗り初挑戦するのにちょうどいい塗料だったと思いました。


アカシア集成材に水性ニスを塗る

今回はホームセンターでよく売ってる1820x500x20のアカシア集成材を購入し、1200×500にカットして天板として使用しました。
PCデスクとして使用する場合、500~600mmの奥行きをおすすめします。
400mmだとキーボードやモニター等を置くとかなり窮屈になります。
僕はモニターを壁掛けにすることで天板上のスペースを確保できるため、奥行き500mmにしました。
モニターを天板に直接置く場合は、スタンドの設置スペースも必要になるため、余裕を持たせるなら600mmがおすすめです。
ホームセンターで天板を探していると、200、400、600mmばかりです。
アカシア集成材は500mmの物がありましたが、ほかの木材が良い場合は大き目の物をカットして使用するのもひとつの方法です。

木材を1カット50円ほどで請け負ってくれるホームセンターもあります。
僕はガレージの内装をDIYすることが増えたタイミングで、自宅でいつでも木材をカットできるようにHiKOKIのコードレス丸のこを購入しました。
内装DIYをする上で、インパクトドリルに次いで、コードレス丸のこはかなり出番が多いです。
作業工程は、研磨→ニス→研磨→ニスの繰り返しで、エボニー3回、つや消しクリヤー2回の計5回塗りました。
塗装前にサンドペーパーで研磨し、表面のザラつきや細かな傷を整えます。
あらかじめ表面を均一にしておくことで、ニスが塗りやすくなり、仕上がりもきれいになります。
また、表面のニスが乾いていても、中が乾いていない場合があります。研磨したときに白いモロモロが出る場合は、乾いていないため、もう少し乾燥に時間をかけましょう。
この見出しでは、ニス塗りに必要なものと作業工程を紹介します。
ニス塗りに必要なもの
| 用意したもの | 用途 | 備考 |
|---|---|---|
| アカシア集成材 | PCデスクの天板 | 1820×500を1枚 |
| 和信ペイント 水性ウレタンニス エボニー | 着色・保護 | 3回塗りで130ml+少し使いました。130mlを2つ購入しておくと安心 |
| 和信ペイント 水性ウレタンニス つや消しクリヤー | ニス塗装 | 2回うす塗りで130mlで7割余りました |
| サンドペーパー #240 | 塗装前の研磨 | 1枚 |
| サンドペーパー #400 | 塗装後の仕上げ研磨 | 2枚 |
| ハンドサンダー | サンドペーパーを付けて、天板を平らに研磨するため | あると便利です |
| ウエス | 木粉やホコリの除去 | |
| 刷毛 | ニスを塗る刷毛 | ホームセンターの200円くらいの安物 |
| ボウル | ニスを入れておく容器 |
アカシア集成材にニスを塗る手順

天板にニスを塗る前に、ハンドサンダーにサンドペーパー240番をセットして研磨します。
- 木目に沿って研磨する
- 木目を横切るように削ると、研磨傷が目立ちやすい。
- 力を入れすぎない
- 強く押すより、サンドペーパー全体を均等に当てて何度も往復する方がきれい。
- 同じ場所だけ削りすぎない
- 一部だけへこんだり、色ムラの原因になる。
- 角は削りすぎない
- 天板の角はすぐ丸くなるので、平面より軽めに研磨する。

削り終わったらウエスで削り出た木粉をふき取りします。

7月にニス塗りをしましたが、液が乾きやすく粘度が高かったため、とても塗りづらかったです。

ごり押しして粘度の高いまま塗ってしまいましたが、水で薄めて塗れば良かったと後悔しました。
最後のツヤ消しクリヤーの時に気づいたので、今回は最後だけ薄めて塗りましたが、とても塗りやすかったです。
- 塗りづらい時は水で薄める
- 夏場はとくに乾くのが早く、粘度が高くなりがちです。
- 少し水で薄めると塗りやすくなりました。
- 木目に沿って塗る
- ニス塗りは、結構刷毛目(刷毛の跡)が目立ちます。木目に沿って塗ったほうが綺麗にしあがりました。
- 一度に厚く塗らない
- ニス塗りはムラが非常に出やすいので少量づつ塗っていくほうが失敗しにくいです。
- 何度も同じ所を触らない
- 刷毛目を埋めようと何度も重ね塗りしていくうちにムラや液だまりができてしまいます。
- 乾き始めたところを刷毛で触るとかなり汚くなります。
- つい触りたくなって何度もやらかしました。

エボニー1回目でこの色合いです。
正直ここで止めても全然良いくらいの色の入り方です。
90分ほど乾燥させてから、次の研磨に移ります。

1回目のニスが乾いたら、表面を軽く研磨します。
ニスを塗ると木の繊維が立ってザラつくことがあるため、ここで表面を整えておくと、2回目のニスが塗りやすくなり、仕上がりも滑らかになります。
研磨後は、よく木粉をウエスでふき取ります。

一見きれいに見えますが、何度も同じところを触ったり、厚く塗ったりしてしまい、汚い仕上がりになってしまいました。
アップにするとこんな感じで、気泡や色むら、刷毛目がすごいです。

色合い的には一番好きな感じですが、このまま汚い状態で終わってしまうのが嫌なため、もう1回塗ります。
90分乾燥させてから研磨します。
写真撮り忘れのため、画像はありませんが、刷毛目や気泡がすごかったため、手触りがひっかからなくなるまで、しっかり研磨しました。
400番のサンドペーパーで研磨しましたが、しっかり曇っている所(研磨できている部分)と曇っていない部分(研磨できていない部分)があります。
これはニスを塗る工程で厚さにムラが出てしまっているからです。

正直ニス塗りかなり苦手です…
この後は、つや消しクリヤーを塗っていきます。



ツヤ消しイイ!!
マットな質感のほうが、アカシア集成材の木目が映えて、予想以上に気に入りました!
一体どれくらいツヤが抑えられるのか気になっていましたが、1回塗りでしっかりマットな仕上がりになりました。
それでもベストは、エボニー2回塗り→つや消しクリヤーが一番良さそうな気がしています。

しかーーし!
また塗装の途中で、刷毛目や気泡が気になってしまい、重ね塗りしてしまいました。

こちらも乾燥に90分ほど放置します。
刷毛目や気泡は、ニスが乾いてくるとある程度馴染みます。
刷毛目やムラが気になり、再度上塗りして修正しようとすると画像のように、ひどい刷毛目がついてしまうので注意です。
触らず、次の研磨で平にすると良いでしょう。

厚塗りして、くっきり段差のついてしまった刷毛目を研磨して平らにします。相当ゴシゴシしてしまいましたが、木粉をウエスでふき取るとこんな感じです。

かなり削ってしまい、やらかしたかと思いましたが、大丈夫でした。

ここにきて同じ失敗はしないと、今更ながらにツヤ消しクリヤーを水で薄めて塗布しました。

次、ニス塗りをするときは必ず薄めてやると誓いました。それくらい塗りやすさが段違いです。
水で薄めるとニスの伸びが良いため、伸びないものを無理に伸ばそうとする感覚がなくなり刷毛目がつきにくく、塗りなおしがありませんでした。
また、伸びにくいため、刷毛で一度に多くのニスを取る必要がなくなったのも塗りやすくなったポイントです。
どのくらい薄めればよいのかわからず、裏のラベルには「水ですこし薄めてください」としか書いていません。
なので、クリヤー原液を20mlに対しペットボトルの蓋の半分くらい水を入れて薄めて塗りました。

光にあてると、まだ刷毛目が出ていますが、妥協レベルだったのでこれで終わりにしました。

完成です。
まとめ
今回は、DIYでアカシア集成材をPCデスクの天板に使用し、エボニーとつや消しクリヤーで仕上げました。
実際に仕上げてみると、PCデスクとして使うなら、ツヤ有りよりもツヤ消しのほうが落ち着いた印象になり、全体的に引き締まって見えました。
また、水性ニスは重ね塗りするほど色が濃くなっていくため、好みの色合いになった段階で塗り重ねを止めるのがおすすめです。
アカシア集成材は木目もきれいで、ニスを塗ることでより雰囲気のある天板に仕上がりました。
以上、アカシア集成材でPCデスクの天板をDIYしてみたでした。少しでも参考になればうれしいです。






