【Z900RS】タンデムステップのEリングの外し方|簡単に脱着できる工具を紹介
Z900RSのタンデムステップを交換するにあたって、Eリングの脱着で苦戦した方も多いのではないでしょうか?
僕も初めて交換したときに、なかなかEリングが外せず、何度もこじっているうちにEリングは変形し、新品のタンデムステップの裏側まで傷だらけになってしまいました。

しかも、市販のEリングプライヤーでも、工具の先端が厚すぎてEリングを掴めません。
先端が薄いタイプを探しても見つからなかったので、市販のEリングプライヤーを加工した所、驚くほど簡単にEリングを脱着できるようになりました。
加工環境の都合により、現在は製作・販売を行っていません。
記事内では、実際に製作したプライヤーの加工内容や使用感をそのまま紹介しています。
市販のEリングプライヤーENGINEERのPZ-02を加工
市販のEリングプライヤーはいくつかありますが、僕はENGINEERのPZ-02をおすすめします。
おすすめの理由は、Eリングプライヤーの先端の構造です。

この先端がEリングの溝に入ってしっかりキャッチします。

Eリングにアクセスさえできれば、簡単に脱着することが可能です。
加工前のPZ-02は先端の構造はいいものの、先端が厚すぎてZ900RSのタンデムステップ部のEリングにアクセスできません。
なので先端を薄く加工することにしました。

試行錯誤の結果、Eリングの掴みやすさを保ったまま、差し込める薄さに加工しました。
実際にタンデムステップのEリングを脱着してみた(動画あり)
実際に、Z900RSの純正タンデムステー&ステップを使って、Eリングを外せるのか検証してみました。

純正タンデムステーを万力に固定し、実車での作業に近い状態を再現して、Eリングの脱着を検証します。

とても簡単に脱着することができました。
掴む力も問題なく、ちゃんと溝にはまっていれば滑ることもありません。

タンデムステーと工具の間に、しっかり隙間もあるのでタンデムステーと干渉していません。
クリアランスが無いと工具が当たりやすくなるので、タンデムステップに傷が入ってしまいます。

今まではラジペンでこじってEリングを脱着していましたが、高確率でタンデムステップに傷がついてしまったり、Eリングが曲がってしまったり散々でした。
僕はタンデムステップを何回も変えているので、この工具が1本あると安心感があります。
ステップホルダーやピンのサイズを計測

OVER Racingと純正のタンデムステーの、ステップホルダーを測ってみました。

どちらも37mmでした。ここの幅が多いとクリアランスが少なくなり、少ないとクリアランスが多くなります。
続いて、純正のピンの計測です。

ピンの頭下から先端までが40mm、ホルダーが37mmということは、残り3mmになります。
ノギスが入らずに正しい数値ではありませんが、タンデムステーとEリングの隙間は1mm~1.3mmしかありませんでした。

これじゃ市販のEリングプライヤーは入らないよね…

そうなんだよ…なのでプライヤーを加工したりする必要があるね。
まとめ
Z900RSのタンデムステップを固定しているEリングを外すには、隙間が狭いため市販の工具では先端が入らなかったり、傷つけてしまったりしてしまう場合があります。

今回紹介した加工済みプライヤーは、Eリングの掴みやすさを保ちつつ、狭い隙間に差し込めるよう先端を加工しています。
実際にZ900RSのタンデムステップで使用したところ、マイナスドライバーなどでこじるよりもEリングを外しやすくなりました。
なお、加工済みプライヤーの製作・販売は現在終了しています。

