【Z900RS】リンクプレート交換方法|必要工具と注意点を解説
足つき向上のため、Z900RSにローダウンタイプのリンクプレートを取り付けました。
この記事では、Z900RSのリンクプレート交換方法を、必要工具や作業時の注意点とあわせて紹介します。

今回はローダウンリンクの取り付けを例にしていますが、基本的な作業手順は以下のような場合でも共通です。
- 車高を上げるリンクプレートへ交換する場合
- ドレスアップ用リンクプレートに交換する場合
- 純正リンクプレートへ戻す場合
初めて作業する方でも、この記事を見ながらリンクプレート交換を進められるよう、写真多めで作業手順を順を追ってまとめました。
※作業を始める前にこちらの記事の4つの失敗と対策も見ておくと、失敗を防ぎやすいです。
また、ショートサイドスタンドへの交換手順は別の記事にて詳しくまとめてあります。


必要な工具・道具|締め付けトルクについて

リンクプレート交換の作業は、フロントホイールクランプの方が適していますが、リアのメンテナンススタンドでも作業自体は可能です。
この作業だけで考えるとフロントホイールクランプが便利ですが、どちらも持っていない場合は、今後の整備にも使いやすいリアメンテナンススタンドをおすすめします。
なぜこの作業はフロントホイールクランプのが適しているのかは、こちらにて詳しく解説しています。
僕がこの記事でも使っているメンテナンススタンドと、フロントホイールクランプはこちら👇️
リンクプレート交換手順
リンクプレートの交換手順を画像つきで解説していきます。
作業しながら順に追って確認できるようにタイムラインを書いてみました。
作業準備
作業をする前に、バイクに傷がつかないように養生したり、事故防止のために準備をします。
今回はサス周りを触るので、工具があたりやすい箇所に養生をします。
養生テープを貼っておくだけで、工具が触れたりしても傷を防止できます。
今回の作業では、リアタイヤの上にジャッキを置きます。その時にリアタイヤが回ると危険なため、1速に入れておく必要があります。
直立させる方が安全に作業出来るため、リアのメンテナンススタンドかフロントホイールクランプを使って直立させます。
これで前準備は終わりです。
リンクプレート取り外し手順
画像の赤◯箇所のボルトを3箇所、5mmの六角レンチで外します。


画像の赤◯箇所のリベットピンの頭中央を押し込みます。


リアフェンダーを持ち上げるように引っ張ると外れます。
どうなってんだ?はずれないよ!という方に向けて画像で解説!


赤◯のナットを、ほぼ外れるくらいゆるゆるに緩めておきます。

リンクプレートを外す時に、車体荷重が抜けていないとリンクプレートは動きません。
リンクプレートを動かしながら荷重が抜けたかどうか確認するため、ほぼ外れてるくらい緩めておくとわかりやすいです。

- 1番 エクステンションバー(25cm)
- 2番 ソケットのみ
- 3番 エクステンションバー(15cm)
今回は奥さんに協力してもらい、反対側で共回りしないように、もう一つのラチェットと14mmのソケットでボルトを抑えてもらいました。

リアタイヤの上にジャッキをセットして、木材を噛ませます。(傷防止のため)
プラスチック部分に木材をあてると割れそうで怖いので、金属部分にあてがっています。
リンクプレートが動くポイントを見つけたらナット3個とボルト3本を外します。

この画像の赤矢印ボルトだけ、抜きづらいですが、他2箇所は普通に外せます。

外し終わったら僕はサスの下にウエスを引いて傷つかないように対応しました。
リンクプレートがスプリングに当たると簡単に塗装剥げます。
まるでカンナのように塗装が剥けました(涙)
リンクプレート交換作業のついでに、リンクロッドの取り外しをする場合は、こちらの記事にて解説しています。

リンクプレート取り付け手順
僕はボルトが出し入れしずらい①からボルトを通しました。③は一番最後です。

①と②のボルトで右側のリンクプレートを固定したら、反対側のリンクプレートを①と②のボルトに通し、ナットを指で軽く締めて仮止めしておきます。
今の段階だと、サスの穴とローダウンリンクプレート③の穴が重ならないため、ボルトを通す事が出来ません。
なので、ジャッキをゆっくり下ろしながらサスとリンクプレート③の穴が合う場所を探し、ボルトを通します。

付け替えるリンクプレートによって、このようにジャッキの操作が変わります。
3本のボルトが通って新しいリンクプレートが両側ついた状態になりました。

ここで一度確認してほしいのが、リンクプレートがよじれたりして、無理に取り付けされていないか確認してください。
意外と斜めでも取り付け出来てしまいますので、左右のプレートが平行になるように取り付けします。
ここでナットを仮締めします。
仮締めする順番は②→①→③の順番が一番構造の流れに沿っています。
本締めが45Nmなので、僕は20Nmで仮締めしました。
僕はジャッキを下ろす前に本締めをしてしまったのですが、簡単にやり直す方法があります。
また、なぜジャッキアップ中に本締めしてはダメなのかなど、こちらの記事にて紹介しています。

ジャッキを下ろして、タイヤが地面に接地した状態で、仮締めと同じ時の順番で本締めします。
ボルト側で回すとリンクプレートの塗装などが剥げる原因となります。ボルト側は共回り防止に支えるだけで、必ずナット側で45Nmで締めます。
YouTubeの作業動画を見ると、リアメンテナンススタンドでタイヤを浮かせた状態のまま本締めしているケースがほとんどです。正直、僕もずっとそのやり方で作業してました。
ただ、リンクプレートの説明書やサービスマニュアルを読むと
「タイヤが接地した状態で本締め」
と明記されています。
これは走行時に近い1Gがかかった姿勢で、本締めしてほしい意図だと、元整備士の方に教えていただきました。
もちろん、リアメンテナンススタンドで締めても特に問題がおきたことはありません。
ただ、サービスマニュアルや説明書、セオリー通りに仕上げるなら、リアタイヤを接地させた状態での本締めのが安心だと感じました。
タイヤを地面に接地したまま直立させる事が出来るフロントホイールクランプを購入してみました。(今後も足回りの整備に使えそうなのでヨシ)
1Gについてや、使用感レビューなどは詳しくはこちらの記事にてまとめて解説しています👇️

最後に、リアフェンダーをもとに戻します。
締め付けトルクは4Nmで元に戻して、リベットピンを挿して終了です。
最後に
作業自体はそれほど難しくはないのですが、ジャッキを使ったり、走行の要となるパーツの交換は神経を使いました。
冒頭でも書きましたが、2人でやったほうが安全安心なので出来れば2人以上で作業しましょう。
下の記事では、リンクプレート交換にあたって失敗したポイントと対策を記事にしています。
「これから作業するぞ!」
「サイドスタンド周りも先に予習しておこうかな~」
という方は、あわせて読んでみてください!
👇️次に読む(目的別)




それではこれからリンクプレート交換する方の参考になれば嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!


