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【Z900RS】クラッチレバー交換方法|遊び調整とワイヤー脱着も解説

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Z900RSのクラッチレバー交換やメンテナンスをしたいけど、

  • 予習しておきたい
  • 自分に出来るか確認したい
  • 遊び調整出来るか不安

という方に向けて、この記事では以下を解説しています👇️

この記事でわかること

  • クラッチレバー交換
    • クラッチレバーの外し方(入手しやすい薄口ソケットも紹介)
    • パーツ洗浄&グリスアップ(箇所・量・塗り方を別記事にて詳しく解説)
    • クラッチレバーの装着の仕方
  • クラッチレバーの遊び調整
  • 必要な工具

この記事ではクラッチレバーについて解説していますが、
ブレーキレバーの交換方法についてはこちらの記事で解説しています。👇️

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クラッチレバーを外した後の洗浄&グリスアップ箇所/量/塗り方を知りたい方はこちらの記事にて詳しく解説しています。👇️

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必要な工具と用意するもの

工具・道具用途
★薄口10mmソケットピボットボルトを止めてるナットを緩める
エクステンションバー(必要であれば)ピボットボルトのナットにアクセスするため
デジタルノギスクラッチレバーの遊びを確認するのに便利
ラチェットレンチ緩める・仮締めに
ラジオペンチ調整用のロックナットを緩める
シリコングリスブレーキ周りのグリスアップ
パーツクリーナー洗浄用

ピボットボルトを止めてるロックナットが、とてつもなくアクセスが悪い位置にあります。

そこを緩めるのに「キングトニーの極薄口ソケット」が有名ですが、人気商品のため在庫なしや取り寄せばかり…

そのため、他の薄口10mmソケットが必要になるのですがAmazonや楽天、ホームセンターでも手に入るコレで解決しました👇️

実際にこの工具を使ったレビューや注意点など、こちらの記事にて紹介していますので、参考にしてみてください。

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クラッチレバー交換手順

クラッチレバー交換に必要な工程を見出し毎にタイムラインにしてみました。

各作業の流れと、注意点を写真つきでまとめています。

クラッチレバーを外す手順

ミラーステーのボルトを緩める(場合によって不要)

まず、工具をピボットボルト裏のナットにアクセスしてみてください。

ここでアクセス出来ればこの作業は不要です。

もし、スイッチボックスやコードが邪魔でナットにアクセス出来ない場合は、ミラーステーを緩めて上に向けるとアクセス出来るようになります。

ピポットボルトを外す

1枚目のようにクラッチレバーホルダーを上向きすると、ナットにアクセスしやすくなります。

ピボットボルトとナットを外します。

調整ネジを緩めてレバーの遊びを最大にする

ロックナットの方を緩めて、調整ネジを動かせるようにします。

ロックナットが硬い場合は、ラジオペンチなどで挟んで回します。
(ロックナットに傷がつかないようにウエスなどで挟んで)

調整ネジをホルダー側に締め込むように回していくと、ワイヤーが緩みます。

ロックナットと調整ネジの切り欠きが一直線になる限界まで、ネジを締め込む側に回します。

これでワイヤーの通り道が出来ました。

レバーからワイヤーを外す

レバーをずらします。

レバーをクラッチレバーホルダーから外したら、さっき作った切り欠きの直線ルートを通すようにワイヤーを外します。

最後にタイコを外すとレバーが外れます。

ワイヤーの外し方を動画におさめてみました。↓

洗浄&グリスアップについて

クラッチレバーを外したついでに、
タイコやレバー周辺、ピボットボルトとカラーを洗浄&グリスアップしておくと動きがスムーズになります。

グリスアップについては、こちらの記事にて詳しく解説しています👇️

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クラッチレバーの装着手順

タイコをタイコポケットにはめる

タイコポケットにタイコを装着し、ワイヤーを溝に通します。

調整ネジにワイヤーを通す

調整ネジを出来るだけ緩める方向に詰めて、切り欠きを合わせます。

自分もここで手こずることが多いので、ワイヤーを通す所を動画にしました。

💡上手く装着できない時の対処法

この時、クラッチワイヤーも交換していたので、なかなかワイヤーが通らず装着出来ずにいました。

絶対長さ足りんやろ…と思って絶望していたのですが、

ここから先がどう引っ張ってもいけなかった時の解決法は
レバーホルダーを下向きにしたらすんなり通りました。

レバーホルダーの角度は、クラッチワイヤーの通し方にもよるため、ワイヤーが通りそうな向きを探してみてください。

ピボットボルトでレバーを固定して交換完了

装着前にかならずカラーの溝が下になっているか確認して、ピボットボルト穴を合わせます。

穴の位置が合わない原因

穴の位置を合わそうとしても、引っかかって合わない時があります。

その原因はコレ。

この赤◯のクラッチスイッチが、レバー側のセンサーアームに干渉して穴が合いません。

なのでスイッチを指で押しながら、ピボットボルトの穴位置をあわせると良いです。

穴の位置が合ったら、ピボットボルトを入れて裏のナットを締めれば作業完了です。

ピボットボルト裏のロックナットは、サービスマニュアルでも規定トルクは書いておらず、しっかり締めつけるとしか記載されていませんでした。

僕はラチェットレンチでしっかり止まる所からグッグッと締め付けました。

ナットの締めすぎは、ネジ山破損やボルト破損のリスクもあるので注意が必要です。

クラッチレバーの遊び調整について

調整ネジを触ってワイヤー脱着等をした場合は、クラッチレバーの遊び調整が必要です。

  • 遊びがなさすぎる(張りすぎ)
    • クラッチが完全に繋がらない(半クラ状態になる)
    • 遊びが多すぎると、クラッチが完全に切れずギアが入りにくくなります。
  • 遊びが多すぎる(緩すぎ)
    • クラッチが完全に切れない
    • クラッチの遊びが少なすぎると、クラッチが完全に繋がらず滑りの原因になります。

Z900RSのレバー側の適正遊び量は2~3mm

エンジン側の調整はこちらの記事で詳しく解説しています。

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サービスマニュアルにて、Z900RSのクラッチレバー遊び量の適正は、2~3mmと記載されています。

では、遊びはどこを見るか?というとここです!

レバーを引くと、ここ(ノギスで測ってる所)が開きます。

遊び分だけレバーを軽く引いて、この隙間をノギスで測ります。

レバーの遊び確認の動画を撮ってみました。

この程度の軽い力で動く所が遊びです。

遊び量は数ミリ単位の調整になるため、目測だとズレやすいポイントです。
正確に測るには、デジタルノギスがあると数値で確認できて便利です。

また、プラスチックやカーボンのノギスだと、パーツを傷つけずに測定可能です。

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※ノギスがなくても調整は可能ですが、正確に合わせたい場合は用意しておくと便利です。

まとめ

今回ご紹介したクラッチレバー交換は、作業自体はシンプルですが、交換後の遊び調整まで行うことで本来の操作フィーリングを引き出すことができます。

レバー交換とあわせて適正な遊び量に調整することで、スムーズなシフト操作や快適な発進につながります。

遊び量は数ミリ単位で変化を感じやすいため、目測だけでなくデジタルノギスなどを使って数値で確認すると、より正確に調整できます。

これからクラッチレバー交換やメンテナンスする方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

クラッチレバーだけでなく、ブレーキレバー交換や必要工具については、以下のまとめ記事で解説しています。

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