【Z900RS】セパハンは疲れる?300kmツーリングを重ねて分かったこと
Z900RSをセパハン化しようか悩んでいる時に、気になるのが疲れや運転のしやすさですよね。

セパハンにしたらどれくらい疲れるだろうか…そもそもツーリングいけるかな?
セパハンにすると、ポジションやシルエットが低くなり、見た目がかっこよくなるためセパハン化を検討している人も多いです。
しかし、見た目が良くなる一方で、こんな不安を抱いている方も多いです。
実際に僕もセパハンにする前は、このように悩んでいました。

僕の場合、初回の300kmツーリングでは、帰り道で半べそになるほど疲れました。
ただ、セパハンに慣れた今では、300km程度のツーリングなら普通に楽しめるようになりました。
この記事では、Z900RSをセパハンにして3年乗った経験をもとに、こんなことを紹介します。
- セパハンで初めて日帰りツーリング(300km)に行った体験談
- セパハンで実際に疲れる場面
- Z900RSの比較的楽なポジションのセパハン
- 慣れてきた理由、意識していることなど
Z900RSをセパハン化すると最初は疲れた

Z900RSのセパハン化を検討していて、体の負担や長距離での疲れを気にしている方は、おそらく以下のような方ではないでしょうか?
僕もセパハンにする前は、どれくらい疲れるのか、運転できるのか、かなり不安でした。

セパハンにして体が痛くなったり、ツーリングが楽しめなくなったりしたら、セパハンにするカスタム代もったいないしな…
ハンドルだけならそこまで高くありませんが、トップブリッジまで込みで購入するとなると、そこそこ良いお値段になります。
カスタムする費用や手間を考えると、なかなか踏み切れないのが現実です。

結論から言うと・・・
Z900RSの純正バーハンからセパハンに変えた直後のツーリングは、かなり疲れました。
初めてセパハンで長距離を走ったときは、左手首・左肩・左太ももが強く痛み、帰りの高速道路では半べそをかきました。
セパハンで初めて300kmツーリングしたときの話
Z900RSでセパハンにして初めてのツーリングで、千葉の左上から秩父の高原牧場まで行きました。
行きは特に体の痛み等もなく、普段の街乗りと変わらず何も問題はありませんでした。

秩父の山に到着し、初めての峠道に緊張して体に力が入っていたと思います。
若干の疲れを認識しながら、目的地に向かいました。

目的地に到着し、休憩しつつ昼食を済ませていると、左肩や手首に違和感を覚え始めました。
左側の手首や肩が先に来たのは、クラッチ操作側だからだろうと予想します。

そして帰りの高速道路に乗り、走行距離が200kmほどになった頃、体に異変を感じました。

この時、左肩と左手首が痛すぎて帰れるか不安になったなぁ…
太ももは常に攣りそうな感覚があり、痛すぎて足を伸ばしながら運転してました。
左肩、手首、左太ももが、痛いと認識してからは、どんどん痛みは強くなり、本当に家までたどり着けるのか不安になったことを覚えています。
そこで運悪く高速道路が渋滞してしまい、低速走行がしばらく続きました。
サービスエリアも遠く、止まることもできない状況なので、このときばっかりはもうダメかと思いました。
左足は攣り、走行しながら伸ばすほか方法はなく、地獄のような時間を過ごしましたが、なんとか高速道路を抜けて、近くのコンビニへ。

コンビニの駐車場で、コーヒーを飲みながらしばらく動けませんでした。
結局、翌日まで疲れと手首の痛みは続きましたが、楽しくも後半は辛いツーリングとなってしまいました。
この時のツーリングでセパハン走行についてわかったことがあります。
街乗りだと、そこまで体力を消耗することもないので気づきませんでしたが、疲れてるときの低速走行が予想外に辛かったです。
腰痛持ちでも腰は意外と痛くなかった
ちなみに僕は30代半ばの男性です。腰痛持ちで整体に通っていた時期もあります。
セパハンにすると「腰が痛くなる」「腰痛持ちにはきつい」という感想をよく目にしていたので、腰痛持ちで不安でしたが、意外と痛くありませんでした。
帰りの高速道路では、伸ばしたくはなるけど痛くてきつい感覚とは違い、手首や肩と比べると我慢できる範囲の感覚です。
むしろ、腰というよりも、乗車姿勢が悪かったのか、全体的に左側(手首・肩・太もも)のほうが辛かったです。
2回目からのツーリングは余裕があった

1回目の秩父ツーリングから6か月後に、会社の人たちと日光の霧降高原に行きました。
大体1回目と同じくらいの距離と時間でのツーリングでしたが、以前のようなキツさはなく、楽しくツーリングを終えることができました。

痛くなった所は1回目と同じ、左側の手首と肩でしたが、それでも前回より、かなり楽でした。
このツーリング以降も、ツーリングの回数を重ねるごとに疲れにくくなっていきました。
前傾姿勢に体が慣れ、セパハンで必要な筋肉の使い方が自然と身についたのかもしれません。
今では300kmほどのツーリングなら、気軽に行けるくらい慣れました。

結局は慣れ!これが僕の結論です。
ただし、セパハンでも疲れにくくするために意識してることもあるので、次に紹介します。
セパハンの疲れやすさはポジションで変わる
一口にセパハンといっても、ハンドルの高さや遠さ、垂れ角によって乗車姿勢は大きく変わります。
比較的上半身を起こせるタイプもあれば、前傾姿勢が強くなるタイプもあるため、すべてのセパハンが同じように疲れるわけではありません。

ハンドルの高さや遠さ、ステップの位置を調整しながら、自分に合った乗車ポジションを探すこともセパハンの醍醐味です。
トップブリッジの上に取り付けるタイプは、ハンドル位置が高くなりやすく、セパハンの中では比較的上半身を起こした姿勢で乗れます。
トップブリッジの下に取り付けるタイプでも、ハンドル位置が高めで乗りやすい物もあります。
見た目と乗りやすさのバランスを取りたい方は、ハンドルの取り付け位置や高さも確認して選ぶのがおすすめです。
僕が実際に使ったセパハンは、ウッドストックとHURRICANEの2種類です。
同じトップブリッジ下に取り付けるセパハンでも、ハンドルの高さや垂れ角によって、見た目や乗車姿勢は変わります。
それぞれの見た目やポジションについては、以下の記事で詳しくレビューしています。


セパハンで疲れにくくするために体型維持と筋トレを続けている
バイクに関わらず、標準体重を大きく上回っていると、体を動かすこと自体が大変になりませんか?
こうした場面でも疲れやすくなるように、前傾姿勢を支え続けるセパハンでも、体重は疲れやすさに影響すると感じています。

僕は筋トレが趣味ですが、一時期ジムに行かなくなり、体重が約10kg増えたことがあります。
その頃は腰や股関節の痛みが気になり、街乗り程度でもバイクに長く乗っていられませんでした。
その後、ジムに通い直して体重を落とすと、腰の症状も徐々に軽くなり、バイクに乗るときも気にならなくなりました。

体が重くしんどい状態も、長く続くとそれが当たり前になり、自分では気づきにくくなります。
現在も、大好きなバイクを長く楽しむために、体型維持と筋力を落とさない程度の運動を続けています。
バーハンに乗ってわかったセパハンのきつさ

Z900RSのセパハンにかなり慣れた頃、バーハンのボンネビルT100を借りて、約1か月乗っていたことがあります。
久しぶりにバーハンのバイクへ乗ると、上半身を起こしたまま運転できる楽さや取り回しなど、何もかも楽に感じて驚きました。
その一方で、久しぶりにZ900RSへ乗ったときは、前傾姿勢やハンドル位置の違いが大きく、かなり怖く感じました。
数回乗ると感覚は戻りましたが、僕の場合はバーハンとセパハンを頻繁に乗り換えると、ポジションの違いに戸惑ってしまいます。
そのため現在は、ボンネビルは返して、セパハンのZ900RSだけで楽しんでいます。
セパハンはどんな人に向いている?
セパハンにすると、間違いなく姿勢はきつくなり、バーハンよりも運転はしにくくなると思います。
体も痛くなります。
しかし、慣れてしまえば済む話でもあります。

セパハンにするメリットは、Z900RSの見た目がかっこよくなる。
正直街乗りでのメリットはそれくらいしか無く、デメリットばかりです。
逆に言うと、自分の愛車がかっこよくなるというのは、バイクを愛でるライダーにとっては、最大のメリットでもあります。
バーハンに慣れていると、セパハンは慣れるまでは本当に辛いため、セパハンに相当なこだわりがある方じゃないと後悔する可能性が大きいです。
まとめ|セパハンでも慣れればツーリングを楽しめる
Z900RSをセパハンにして、初めて行ったツーリングでは、左側の手首や肩に強い疲れを感じました。
腰痛持ちなので腰への負担も心配していましたが、腰を伸ばしたくなる程度で、痛くて乗っていられないほどではありませんでした。
2回目のツーリングでは1回目ほどのきつさはなく、その後も回数を重ねるごとに疲れにくくなっていきました。
今では、300kmほどのツーリングなら気軽に出かけられます。

「自分は運動不足だし、腰痛持ちだからセパハンは厳しいかも」
と不安に感じている人も多いよね…

無理のない範囲で運動を始めて、体力や筋力をつけながらセパハン化を検討するのも一つの方法だよね!
大好きなバイクを長く楽しむためにも、体づくりを始めるきっかけになるかも!
セパハンは、見た目やスポーティーな乗車姿勢が好みの方には魅力的なカスタムです。
ですが、楽な姿勢や長距離での快適性を最優先したい方には、あまり向いていません。
ハンドルの高さや角度(垂れ・絞り)によって負担は大きく変わるため、ハンドル選びも大切です。
これからZ900RSをセパハンにするか検討している方の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

